百日写真はいつまでに撮影する?写真を撮るタイミングとは
生後百日ごろに撮影する百日写真のことをご存知ですか?赤ちゃんのお祝いとして広く知られているのは生後1ヵ月ごろのお宮参りですが、生後百日ごろはより表情豊かになりかわいい写真を撮ることができます。そのため生後百日のお祝いとして写真を撮る人も増えてきているのです。今回は百日写真について詳しく解説します。
百日写真はいつ撮るものなのか
百日写真とは言っても、生後百日ぴったりに撮らなければいけないというわけではありません。百日前後で、赤ちゃんの体調がよく、連れ出しやすい気候のときを選んで撮影するのが一番いいでしょう。あまり早すぎると首や腰がすわっていないので、安定して座らせることが難しくなってしまったり、ポーズや衣装が限られてしまう場合があります。
ある程度しっかり座れるようになってからのほうが、親も安心してカメラマンにお任せできますし、赤ちゃんの機嫌も取りやすいのでオススメです。また、百日を大幅に過ぎてしまうと今度は人見知りが始まってしまい、カメラマンやスタッフを怖がって泣いてしまうことも。せっかくの記念写真が泣き顔やしかめっ面になってしまってはもったいないですよね。
できれば、人見知りが始まる前には済ませておきたいところです。以上のことを踏まえて、生後90~120日ごろに百日写真を撮影するのがいいでしょう。もともと生後百日というのはお食い初めをおこない赤ちゃんの健やかな成長を願うお祝いのときです。
百日写真はそのお祝いの際に撮る記念写真という意味合いもありますので、レストランや料亭でお食い初めをしたあとスタジオに移動して百日写真を撮影するという人も多くいます。スタジオによっては食器などを並べてお食い初めの雰囲気を出した撮影をしてくれるところもありますので、ぜひ色々探してみてくださいね。
百日写真のスタジオ撮影のコツ
百日写真をスタジオで撮影する場合、どのような点に気をつければいいのでしょうか。ここでは素敵な写真を残すためのコツを紹介します。
赤ちゃんが機嫌よく過ごせる環境を整える
百日写真のスタジオ撮影でもっとも大切なのは、撮影の主役である赤ちゃんが機嫌よく過ごせるようにすることです。赤ちゃんにとって、初めての場所で知らない人たちに囲まれることは大人が考えている以上にストレスを感じるものです。なるべくそのストレスを軽減できるようにしてあげましょう。
まず、大前提として、睡眠と食事には気を遣うようにしてください。睡眠不足では赤ちゃんがぐずってしまい撮影どころではありませんし、空腹でも同じです。撮影時間に合わせて昼寝の時間を調整したり、撮影の直前に授乳しておくなどの工夫をすることで、赤ちゃんが機嫌よく撮影に臨めるようにしてあげるといいですよ。
また、撮影中にリラックスできるように、普段から使っているお気に入りのおもちゃやブランケット、ガーゼなど、赤ちゃんが落ち着くアイテムを持参するのもおすすめです。
お昼寝時や夕方の時間帯は避ける
どんなに気を遣っていても、赤ちゃんが不機嫌になってしまう時間帯ってありますよね。一般的に昼食後のお昼寝のタイミングや夕方は眠くなる赤ちゃんが多いため、この時間帯にはできるだけスタジオ撮影を避けたほうが無難です。特に夕方は「黄昏泣き」という言葉もあるように、多くの赤ちゃんがぐずる時間帯ですので注意しましょう。
百日写真を撮るスタジオの選び方
では百日写真をスタジオで撮影する場合、どのようなスタジオを選べばいいのでしょうか?ここでは百日写真を撮るのに適したスタジオの選び方を解説します。
遠方のスタジオは避ける
移動時間が長くなってしまうと、赤ちゃんが疲れてしまい、いざ撮影する時に機嫌が悪くなってしまう場合があります。また移動の車中で長時間寝てしまったりすると、普段と生活のサイクルがずれて不機嫌になる赤ちゃんもいます。できれば家の近くのスタジオを選んだほうがいいでしょう。
赤ちゃんの対応に慣れたスタジオを選ぶ
赤ちゃんや子どもの撮影をメインにしているスタジオなら、スタッフやカメラマンも子どもの扱いを熟知しているため、和やかな雰囲気で撮影することができ、笑顔の写真も撮りやすくなります。また、オムツ替えスペースや授乳室が完備してあったり、ベビーカーでスタジオまで入れたり、ミルク用のお湯を提供しているスタジオを選べば、赤ちゃんだけではなく親の負担も少なくて済みますよね。
まとめ
ニューボーンフォトやハーフバースデーフォトなど、赤ちゃんには写真を撮る機会がたくさんあります。子どもの成長はあっという間です。その時にしか見られない表情、その時にしか撮ることのできない写真は、家族の宝物になることでしょう。生後百日ごろに撮影する百日写真もその1つで、表情がだんだん豊かになってきて動きも活発になってきた赤ちゃんの様子を残すためにぜひ撮影しておきたいですね。どのスタジオを選べば赤ちゃんが楽しく過ごせるのか、色々なスタジオを検討してみてください。